家庭学習を毎日続けたいと思っているのに、
「三日坊主で終わってしまう」
「続ける仕組みが分からない」
そんな悩みを感じていませんか?
わが家では、朝の家庭学習(ワーク)を約3年間、ほぼ毎日 続けています。
4人きょうだいを育てながら続けられた理由は、
“頑張らなくても回る仕組み”を最初につくったからでした。
この記事では、
実際にわが家で続けてきた朝学習の内容と、
**「なぜ続いたのか」「何が変わったのか」**を、実体験ベースでお伝えします。

もくじ
1.なぜ家庭学習は「毎日」続けると力になるの?
昔から「継続は力なり」と言われますが、これは子どもにこそ当てはまります。
私が4人の子を見てきて実感した「毎日が最強な理由」は3つです。
① 記憶が定着しやすい(忘却曲線の観点)
心理学では、
人は24時間後には学んだことの70%を忘れる と言われています。
だからこそ、
ほんの数分でも「昨日やったことに触れる」ことで、
定着率がぐんと上がる。
家庭学習が伸びるのは、ここが最大の理由です。
② やる気の“熱”が冷めない
子どもの「やりたい!」は熱したフライパン。
時間が空けば冷めてしまいます。
毎日続けることで、
やる気の波を小さくでき、モチベーションを維持しやすい。
③ “取りかかるハードル”が圧倒的に低い
習い事は送迎や準備が必要。
一方、おうち学習は
- 移動ゼロ
- 思い立ったらすぐできる
- 10分だけで成立する
だからこそ習慣になりやすく、続けやすいんです。
2.3年間続けて分かった、家庭学習の具体的な変化とは?
わが家では 朝に10〜15分だけ 家庭学習をしています。
内容は、
- 計算
- 漢字
- 音読
の3つを中心に、能力に合わせて量を調整。
✔ 長男(当時年長):
10マス×3回 → 5回へステップアップ
✔ 長女:
10マス×5回 → 50マス → 100マス計算へ。
タイムが伸び悩む時は10マスに戻し、成功体験を積み重ねながら突破。
朝学習を始めて変わったこと
- 朝終われば“自由時間”という分かりやすいごほうび
- 旅行と体調不良以外は休まない → 6ヶ月で完全に習慣化
- 「やる?やらない?」と聞く必要が消えた
- 親も“夕方の心と時間の余裕”ができてイライラが減った
朝の15分は、わが家にとって “生活の土台” になっています。
3.【実例】毎日続けたことで起きた4つの変化
ここからは、わが家で実際に起きた“劇的な変化”を紹介します。
教育としての効果だけでなく、
挑戦力・集中力・自己効力感 の成長にもつながりました。
① 雲梯(うんてい)|わずか5日でできるように
挑戦したのは、当時4歳の長男。
最初は3段ほど進むと落ちてしまう状態。
手にマメをつくり、姉がうまくいくと悔しくて泣いてしまうことも。
それでも、毎日毎日続けました。
私がかけた言葉は、
「なんにでも上手くいく順序があるよ。
やめてしまったらまた振り出しに戻るよ。」
「頑張ってるね。でも休憩も大事。」
泣きながらも続ける姿勢が本当にすごかった。
5日後——
ついに最後まで渡り切り、嬉しそうに飛び降りてきたあの顔を今でも忘れません。
この経験以降、
長男は「挑戦し続ける」ことが身についたと感じます。
② 逆上がり|年長の長女が“空中逆上がり”まで成功!
挑戦したのは、年長の長女。
最初は前回りしかできず、足が上がらない。
パパの補助つきでイメージを教えながら、毎日少しずつ挑戦。
雲梯で成功体験があったからか、
泣きながらでも絶対に諦めなかった。
そしてついに——
逆上がり成功!
さらに数日後、空中逆上がり までマスター。
できた瞬間、親子で叫んで喜び合ったあの時間は、
ほんとうに宝物です。
③ 10マス計算|半年〜1年で集中力が劇的に伸びた
当時1年生の長女は、最初2〜3分かかっていました。
- 足し算は半年ほどで20秒切り
- 引き算は1年近くかかった
タイムが早くなったことよりも、
数分間“全集中”する力がついたこと に価値がありました。
「集中が続く子」はその後の学習も伸びやすいと実感しています。
④ 音読|国語の授業が得意に
年長の夏から朝学習で音読を毎日続けたことで、
詩・漢詩・和歌・リズムのある文章にも触れてきました。
1年生になってからの学校の音読は
抵抗ゼロでスムーズ。
語彙力・表現力の下地にもなりました。
4.家庭学習を続けるために、親ができることは?
家庭学習は「子どもが自力でやるもの」ではありません。
親の環境づくりが9割。
わが家で習慣化できた理由は、この5つです。
✔ 習慣化の5ステップ
① 時間を固定する(おすすめは朝)
朝は親も子も疲れていない。
夕方の“ぐずり”をなくすことにもつながる。
② 行動を最小化する(最初は5〜10分)
ハードルが低いと、続けやすい。
③ 教材は目に見える場所にセット
“見える=思い出せる”ので習慣のスイッチに。
④ 終わったら褒めるポイントを1つだけ
努力を認めることで内発的動機づけが育つ。
⑤ 親が最初の1分だけ横に座る
「一緒に始める」ことで、取りかかりの抵抗が激減。
5.今日からできる、家庭学習を続けるための第一歩
家庭学習は、特別な教材や長い時間が必要なものではありません。
わが家が3年間続けてこれた理由は、
「毎日10〜15分だけ」「朝にやる」「例外をつくらない」
この3つを守ってきただけでした。
もし今、
「続けられるか不安」
「うちの子にできるかな」
そう感じているなら、まずは 5分で大丈夫 です。
今日の朝、机に向かうところから始めてみてください。
毎日の小さな積み重ねが、
きっと数ヶ月後、数年後の子どもたちの力になります。