今は本当にいろんな習い事がありますよね。
お友達がやっていると気になったり、親として「やらせたほうがいいのかな」と思ったり…。
どの家庭も、ちょっと迷いながら進んでいるんじゃないでしょうか。
今日は、我が家の「習い事との付き合い方」と「子どものやりたい気持ち」にどう向き合ってきたかのお話です。
少しでも“うちもこれでいいんだ”と思ってもらえたらうれしいです。

1.我が家は「子どものやりたい」を最優先
うちの基本スタンスは「やりたいと言ったら、とりあえずやらせてみる」。
それだけです。
長女はずっと“アイドルになりたい”というブレない夢があり、
長男は、ラーメン屋さん → パフォーマー → 体操のお兄さん → スケボー選手…と忙しい(笑)
でも実は、ひとつも習い事には通わせていません。
「本気でやりたい」と言ってこなかったから、というのが理由のひとつ。
そしてもうひとつは、私たち親の気持ちとして
“心からやりたいと思った瞬間を大事にしたい”
という思いがあるからなんです。
ピアノもスイミングも、良いものだと分かっています。
でも、子ども自身が望んでいないと、力は伸びにくいと感じていて…。
その代わり、興味を持ったものにはすぐ挑戦させています。
- 自転車
- 鉄棒・スケボー・縄跳び
- トランポリン
- 工作、料理、お菓子作り
- 公園あそび・海・山
- サーカス、ショー、科学館などの体験
「これは違うかな?」というものもありますが、
“とりあえずやってみて、違ったらやめる”でOKにしています。
子どもにとって、たくさんの経験が将来の“好き”につながると信じているからです。
2.子どもは興味がコロコロ変わるもの
長女は夢が一貫していますが、長男は本当に変わります。
夢中になる時期は1~2週間ほど。
その後、急にやらなくなり、数ヶ月後にしれっと再開する…これが長男のテンプレ。
前は「続かないのって良くないのかな」と思った時期もありました。
でも夫と話して気づいたのは、
「子どもはそもそも飽きやすい生き物」
というシンプルな事実(笑)
やり抜く力も大事だけど、
大人でも「やってみたら違った」がたくさんあるように、
子どもにも“試す権利”があっていいんですよね。
むしろ、
興味の幅が広い → 可能性も広い
という見方もできます。
長男に関しては、いろいろやった結果、
「ショーが好き」「体を動かすのが好き」という方向性が見えてきました。
これだけでも、十分すぎるくらいの収穫です。
3.主役は子ども。でも親だからこそできることもある
「子どもの気持ちを尊重しよう」と思っていても、
親の側にも「良い将来につながるといいな」という願いがありますよね。
だから、
親が勧めた習い事を子どもが楽しんで続けられるなら、それは素敵なこと。
家庭の数だけ、正解があると思っています。
我が家の場合、
「小学生のうちは家族でたくさん経験を共有したい」
という気持ちが強く、無理に習い事をさせる必要はないと考えています。
大切なのは、
その子の今の気持ちに合った選択をすること。
そのためには、観察する時間や、親子で話す時間がとても大事だと思っています。
4.まとめ
習い事は、子どもの性格や家庭の方針によって本当に違います。
我が家は、
- 子どもの「やりたい」を大切にする
- 無理には通わせない
- 家庭でできる経験をどんどんさせる
というスタイルですが、
これはあくまで“ひとつの例”にすぎません。
子どもがどんな性格か、何にワクワクするのか。
それをよく見て、その子に合う形でサポートしてあげられたら十分だと思います。
「こんな考え方もあるんだ」と、少しでも肩の力が抜けてもらえたらうれしいです。