朝学習を続けられていると話すと、
「どうしてそんなに続くの?」
と聞かれることがあります。
でも、最初からうまくいっていたわけではありません。
子どもにやる気がない日もあるし、親だって忙しい朝に気力が足りない日があります。
それでも続いてきたのは、子どもが特別だったからでも、親が完璧だったからでもなく、続けやすい仕組みを作ってきたからでした。
わが家では、長女が年長の夏から、長男はそのタイミングで年中から朝学習をスタート。
年子の2人は、いつも同じタイミングでいろいろなことを始めてきたので、朝学習も一緒に始めました。
今回は、4人きょうだい家庭で朝学習を続ける中で、やってよかった習慣化の工夫を5つまとめます。

もくじ
1.終わったら完全にフリーにした
わが家でいちばん大きかったのは、
「やることをやったら、そのあとは完全に自由」
にしたことです。
平日も休日も、基本は同じ。
- 朝学習が終わったら自由時間
- 連休でも夏休みでも、それ以上は求めない
- 休日は朝の分を終わらせたら、あとは遊ぶだけ
このルールにしたことで、子どもたちも
さっさと終わらせよう
と思いやすくなりました。
「終わったあとに楽しい時間が待っている」
これがいちばんのやる気になっていたと思います。
特に休日は、小学生になってから学年×10分を目安にしていますが、
それも朝に終わらせればあとは自由。
子どもたちも
「この時間だけは仕方ない、やるか」
という感じで取り組めています。
2.やることをやる前に、やりたいことはさせなかった
わが家では、
ワークをやる前に、やりたいことを先にさせない
ことも大事にしています。
これは平日も休日も同じです。
先に遊び始めると、切り替えが難しくなることが多いです。
だからこそ、
- 先にやることをやる
- そのあとで思いきり遊ぶ
という流れを徹底してきました。
もちろん例外もあります。
それは
- 体調不良
- 旅行
のときだけ。
それ以外は、基本的に「先に朝学習」です。
このルールがあることで、子どもたちの中でも
**“朝やるもの”**として定着しやすかったと思います。
3.やる気がない日は、最初だけ一緒にやった
やる気がない日だって、もちろんあります。
そんなときは、
「一緒にやろう」 と声をかけて、まず隣に座ります。
最初の1問、最初の1ページ、最初の音読。
そこだけ一緒に始める。
すると不思議と、途中からは一人でやり進められることが多いです。
わが家では、この
“最初のやり始めだけ手助けする”
がかなり効果的でした。
子どもは、完全にやる気がないというより、
取りかかるのが面倒なだけのことも多いんですよね。
だから、最初の一歩だけ支える。
そこを意識すると、かなりスムーズに進みます。
4.うまくいかない日があっても、引きずらなかった
とはいえ、いつもきれいに回るわけではありません。
グズグズしすぎて、
私が「もうやらんでいいーーー!」と怒ってしまう日もあります(笑)。
年に数回はあります。
でも、そういう日はもう割り切るしかないと思っています。
大事なのは、
その1日を引きずらないこと。
うまくいかなかった次の日から、
またしれっといつも通りに戻す。
完璧に続けることより、
崩れたあとにまた戻ることの方が大事でした。
この考え方は、親の気持ちも少しラクにしてくれたと思います。
5.イレギュラーの日も“ゼロ”にはしなかった
子どもは習慣化しやすいけれど、
実は親の気力もかなり必要です。
忙しい朝にやらせるのは大変だし、
大人のほうが「今日はまぁいいか」と思いやすいこともあります。
でも、そこを乗り越えるために意識してきたのが、
ゼロにしないことでした。
たとえば、
- 今日は忙しい
- 親も余裕がない
- いつもの量は無理そう
そんな日は、音読だけでもやる。
1分でもいい。
とにかく何かひとつだけやる。
最初の数日を親が頑張ると、
子どもたちがせっかく頑張っている姿を見て、
親も「やっぱり続けさせよう」と思えるようになります。
完璧じゃなくていい。
でも、ゼロにはしない。
この考え方が、習慣を守る助けになりました。
6.最初は“勉強らしいこと”をやらなかったのも大きかった
わが家では、最初から勉強らしい内容をやっていたわけではありません。
最初にやっていたのは、
- シール貼り
- 間違い探し
- 短い音読
など、5分以内で終わる楽しいことが中心でした。
とにかく最初の目標は、
朝に机に向かうことを毎日の習慣にすること。
内容はそのあとでいい、と考えていました。
定着してきてからは、
- ひらがなのなぞり
- 数を数えるだけのプリント
- 音読
を少しずつ入れていきました。
それから1年生になって、
- ひらがな
- カタカナ
- 漢字
- 階段マス計算
- 5マス計算
へ進んでいった流れです。
いきなり負荷をかけなかったことも、
続いた理由のひとつだと思います。
7.わが家では平日10〜15分、休日は学年×10分がちょうどよかった
いろいろ試してみて、今のわが家がたどり着いたのはこの形です。
平日
- 10〜15分
- 漢字、計算、音読をやっても15分以内
- 集中力が高い日は10分でもOK
休日
- 小学生になってからは学年×10分
- 朝に終わらせたらあとは自由
長女と長男では進み方が全然違うので、
“サッと終わること”を絶対条件にしていました。
もし「えー」と言われても、
やらない選択肢は作らず、
じゃあ今日はこっちの簡単なのやるか
と内容を切り替える。
そうすると、意外と嬉しそうに取り組むことも多かったです。
わが家にとっては、
- 平日は無理せず10〜15分
- 休日は少し長めに学年×10分
このバランスがいちばん続きました。
8.まとめ|続いたのは、頑張ったからではなく仕組みがあったから
朝学習が続いた理由を振り返ると、
特別な根性や気合いがあったからではありませんでした。
続けやすかったのは、
- 終わったら完全フリーにした
- 先にやることをやる流れを作った
- やる気がない日は最初だけ一緒にやった
- うまくいかない日を引きずらなかった
- イレギュラーの日もゼロにしなかった
こうした仕組みがあったからだと思います。
もし今、
- 朝学習が続かない
- 毎日やるのが大変
- 何から始めたらいいか分からない
そんなふうに感じているなら、
まずは5分だけでも机に向かうことから始めてみるのがおすすめです。
最初から完璧じゃなくて大丈夫。
続けやすい形を作っていくことが、いちばん大事だと感じています。
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