昨今、物価上昇し家計が苦しくなってきたと感じている人も多いのではないでしょうか。
今までは家計簿なんて!と思っていた方も、そろそろやらないとやばいかも??ときっと思っているはず。
節約を意識した方にまず初めにやってほしいこと。
家計の全容把握。
ご紹介していきますね。
1.全容把握 → 予算決め
やみくもに節約を始めるのはやめましょう。
節約の前にまず、自分たちに使えるお金と今まで使っているお金をしっかり見直しましょう。
思った以上に生きているだけでお金がかかります。
とりあえずレシートを見たことない方は、使うたびにレシートを貰ってください。
家に帰ったら、数分で終わるので、使った金額を書き留めましょう。
全容把握のポイント
・年に一度しか支払っていないものを見落とす確率が大!
(固定資産税・自動車税・NHK代・住宅の火災保険や地震保険ETC…)
・一年を通してのイベント代もしっかりと把握しましょう。
(家族の誕生日・母の日・父の日・夏休み・クリスマスETC…)
書き出すと意外にたくさんの支払いがあってびっくりしますよね。
全部を洗い出し、急な出費をなくすのが貯金への第一歩です。
それが終わったら、予算を決めましょう!!
予算を決めるときは、全国平均などを調べて参考にしてください。
ですが、ない袖は振れないので、他人の家と比べて落ち込んだりする必要なし!!
自分の身の丈に合った、予算、貯蓄を心がけましょう。
一番重要なのは家族として、何を重要視し、予算をかけるか。
収入が多くても少なくても一緒です。
自分の人生、家族の人生において何を一番とするのか。
食事を重要視する家族であれば、食費の予算が増える。
旅行を重要視する家族であれば、一年間の旅費を優先し予算を多く取る。
こどもの教育費が何より大事な夫婦であれば、そこに多くのお金を費やす。
とりあえず一年は家計簿を握る母か父が決めて、おいおい予算を固めていくのもありですね。
我が家も毎年変動させていますよ。
子供たちの年齢が変わればまた、生活スタイルも変わるので。
2.予算を守って生活する
予算を決めたら、あとはそれを守れるように行動を決めていく。
日々の生活を楽しんでするだけです。
初めて節約をする人は、きっと感じることになると思います。
『ケチケチしてていやだなぁ。。』
『いつまで続けないといけないのだろう。。』
『また予算がオーバーしてしまった。。』
わたしももちろんありました。
家計管理を始めて3年目、いまだにくじけそうなときもあります。
うまく行ってると思うことすら、まだ思えない日もあります。
ですが、諦めたら終わりなんです。
予算オーバーな月があっても良い。
疲れて外食してもいいんです。
何を選択して生きるかは人それぞれ。
ただ、目標があるのであれば、それに向かって一歩ずつでいいから進みましょう。
やりやすい方法で予算を守ってみてください。
我が家では、日あたりの金額を計算して、お買い物や遊びに行くことも含めて、
その予算でできるようにやりくりしています。
旅行や、衣服・医療費等は予算外で管理しています。
3.先取貯金
予算を決めるときに、先取貯金も計算へ入れましょう。
先取貯金は一番貯金を実行できるやり方だと思います。
会社に財形貯蓄がある方はそれを使わない手はないですね!!!
強制的にお金を除けて、いつの間にか貯まっている仕組みを作りましょう。
無理のない程度に、小額から始めてみてください。
我が家では大手バンクの自動定期を使用しています。
お給料の入る銀行口座から、振り込み日当日に自動定期積立としているので、
使う前にもう手元にお金が減っています。
一度、お使いの銀行へ確認してみてください。
4.さいごに
貯金の基本は、年間でどれくらいのお金が必要かをしっかり把握することです。
必要なお金は前もって積立することによって、急な出費をなくすのです。
イレギュラーなことが増えると家計管理はどんどん崩れるのです。
気持ち的にも諦めてしまうことになるのです。
最初は上手く行きません。というか、毎年上手く行きません。
よっぽど、予算を大幅に取れる家庭は上手く行くと思いますが。
波があってもいいんです。
でも諦めないで、家計簿をつけて反省と行動を繰り返すことがただ一つの改善の道です。
でもどうか、お金を使うことイコール悪いこと、と思わないでください。
自分や家族の人生において、優先順位をつけ、上手にお金を使って、人生を豊かにする、
それがほとんどの人の目的だと思います。
家族にとって幸せはなにか。
毎年、毎年話し合ってください。
行動することで生活が変わります。
誰かの参考になりますように。。。