こんにちは、りみぃです!
「絵本の読み聞かせ」は、子育てに欠かせないものとして多くの家庭で取り入れられていますよね。
我が家でも、無理のないペースで絵本にふれる時間を大切にしています。
今日は、絵本の読み聞かせがどうして“想像力”を育てるのか、その理由やポイントをお話ししたいと思います。

1.絵本の読み聞かせ・読書で培う『想像力
読み聞かせは、語彙力や読解力の向上につながると言われています。
実際、東大生の多くが幼少期に「絵本の読み聞かせ」を日常的に受けていたという話もあるほどです。
でも、わたしが絵本を通して一番伝えたいのは――
「他人の気持ちに寄り添える人になってほしい」 ということ。
そのために欠かせないのが「想像力」です。
思いやりや優しさは、想像力の中から育ちます。
子どもに想像力を育んでもらうために、大切だと思うことは3つあります。
- ① 親の姿を見せること
親の姿は子どもの鏡。
「こうなってほしい」と思うなら、まずは自分がそうあるよう意識することが一番の近道です。 - ② たくさんの経験をすること
成功も失敗も、子どもにとっては貴重な学び。
実際に体験して感じたことが、心と想像力の土台になります。 - ③ 他人の立場を考えること
「相手はどう感じているかな?」と想像することは、社会を生きていく上での大切な力です。
2.読み聞かせの科学的根拠
では、本当に絵本の読み聞かせは効果があるのでしょうか?
脳科学者・川島隆太さんの著書
『最新脳科学でついに出た結論「本の読み方」で学力は決まる』
には、興味深い研究結果が紹介されています。
- 読み聞かせが多い家庭ほど、母親のストレスが低下している
- 8週間の実践で、語彙力が約6か月分も成長した
- 読み聞かせ後、子どもの問題行動が減少した
驚くのは、子どもだけでなく親のストレスも減るという点。
「子どものために」と始めた読み聞かせが、実は自分の癒しにもなっているなんて素敵ですよね。
3.読み聞かせのポイント
実際に我が家で読み聞かせをするときに意識していることを紹介します。
● 義務的に読まない、あくまで“楽しむ”
「毎日10冊読ませています!」という話を聞くと焦ってしまうかもしれませんが、
無理をしては本末転倒です。
楽しめる範囲でOK。子どもと一緒に“絵本時間”を楽しみましょう。
● 絵本がいつでも手に取れる環境をつくる
リビングや子どもの目線の高さに絵本を置いておくのがおすすめです。
「見える」「すぐ取れる」場所にあることで、自然と本に触れる習慣が生まれます。
● 絵本は“子どもに選ばせる”
学びになる本を選びたくなる気持ちはわかりますが、
最初は内容よりも「楽しめるかどうか」が大切です。
子どもが選んだ本を、何度でも読んであげましょう。
同じ本を繰り返し読むことも、立派な成長のステップです。
4.さいごに
絵本の読み聞かせは、親子のスキンシップにもぴったり。
たった5分〜10分でも、子どもの心には大きな影響があります。
「どんな絵本を読もうかな?」と迷ったときは、
【絵本ナビ】などで探してみるのもおすすめです。
無理せず、楽しみながら。
親子で一緒に、想像の世界を旅してみてくださいね。